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以前と比べて頭皮に出るフケの量が多くなり、「これはAGAの前兆や兆候なのではないか?」と不安を抱えている男性はいます。

 

しかし、AGAとフケには直接的な関係性はありませんし、フケは頭皮の新陳代謝によって剥がれ落ちた角質なので誰でも発生するのです。

 

私たちの肌は一定のサイクルで生まれ変わっており、これをターンオーバーと呼びます。

 

そのターンオーバーによって古い角質と新しい角質が入れ替わっており、頭皮に剥がれ落ちたものがフケなので異常でも何でもないことがお分かり頂けるはずです。

 

AGAの発症の有無とは何の関係性もありませんし、毎日のお風呂でシャンプーやコンディショナーを使って普通に洗髪していれば特に問題はないでしょう。

 

とは言え、目に見えない状態ならばまだしも、目に見えるほど大きなフケが頭皮に異常に繁殖し、更に痒みを伴っているのならば脂漏性皮膚炎のサインだと捉えられます。

 

・頭皮や鼻の上など皮脂の分泌の多い場所に生じる皮膚炎
・痒みを伴うフケが発生して頭皮が赤くなるケースもある
・カビの一種の真菌(マラセチア)が異常繁殖したことが原因
・男性だけではなくホルモンバランスの乱れで女性も引き起こされやすい

 

脂漏性皮膚炎には上記のような特徴があり、頭皮環境の悪化によって抜け毛の症状が進行しやすいのです。

 

無駄なフケが毛穴の中に詰まれば正常な髪の毛の発育が妨げられますし、赤くなって炎症を引き起こせば何かしらのダメージが加わります。

 

もちろん、AGAを発症していて抜け毛が悪化し、同時に脂漏性皮膚炎を患って症状が加速する男性も多いので注意しなければなりません。

 

放置していても自然とフケの量が減って脂漏性皮膚炎が治るとは限らないので、皮膚科を受診して専門医の指示に従って下記のような治療を受けた方が良いでしょう。

 

・マラセチア菌を殺菌する抗真菌剤のケトコナゾールが含まれたシャンプー剤を使用する
・頭皮の炎症が進行している場合はステロイドを含む外用薬と塗布して免疫反応を抑える
・フケの発生で頭皮の痒みが酷い場合は内服薬の抗ヒスタミン剤を服用する

 

医師の指示に従って正しい治療を受けていれば改善が難しいわけではありませんし、頭皮を清潔に保つケアによって完治できます。

 

頭皮を清潔に保って髪の毛が生えやすい環境を作るという点ではAGAの対策も一緒なので、フケが異常に発生したり痒みが出たりという場合は放置せずに確かな知識を持った専門医に相談してみてください。